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Resolve FX Light

Resolve FX Light

Resolve FX Lightとは

光学・照明系エフェクトです。

Resolve FXの基礎と適応方法についてはこちら
https://vook.vc/terms/Resolve%20FX

※以下のエフェクトで加工する前の映像。

こちらからダウンロードできます。Pixabay.com

アパーチャー回折


アパーチャー回折はこのように、光の領域が小さい場合は星のように(映像左中央あたり)、領域が大きい場合(映像中央船のあたり)は後述するグロ―エフェクトのように作用します。
アパーチャーはレンズの開口部のことで、アパーチャーの形状によって生じる回折パターンが異なってきます。

出力設定

出力選択


- ソースのみ
回折させる光量のしきい値を決定する分離コントロールの際に便利です。
- アパーチャーをプレビュー
アパーチャーコントロールの際に便利です。
- 回折パターンをプレビュー
調整したアパーチャーによってどのような回折パターンが生じるかをプレビューできます。
- 回折パターンのみ
実際の回折パターンが表示されます。
- 最終合成(デフォルト)
映像と回折パターンが合成されて表示されます。

品質


標準では最高設定ですが、1/2や1/4に質を落とすことで処理速度を優先できます。
タイムラインプロキシモードなどと異なりレンダー時には同じ設定が適用されるため、「編集時は処理速度を優先して書き出し時には最高設定にしたい」場合はレンダー前に設定を変更し直してください。

分離コントロール

パターンを表示させるハイライトを選択・調整するセクションです。
※出力選択をソースのみに変更することをおすすめします。

カラーモード

デフォルトでは光源の元の色を維持しますが、グレースケールに変更することで処理速度を優先できます。

明るさ

明るさのしきい値を決定します。

ガンマ

上で分離させたハイライト部を調整できます。

スムース

ハイライト部が小さい場合、スムースを大きくすることで取り除けます。

カラーフィルター

分離させたい色を選択できます。

エフェクト・適用量


分離させるエリアを調整できます。

アパーチャーコントロール

レンズ開口部(アパーチャー)の形状を選択・調整するセクションです。
※出力選択をアパーチャーをプレビューまたは回折パターンをプレビューに変更することをおすすめします。

アイリスの形状

アパーチャーを正三角形から正八角形までのいずれかに変更できます。

アパーチャーのサイズ

大きくすると回折パターンが星型になり、小さくすると波が現れます。

ガンマ

回折パターンの明るさを調整できます。

回折パターンのサイズ

回折パターンのサイズを調整できます。

ブラーの湾曲

パラメータをマイナスにするほど波を打つように、プラスにするほど星型から離れるようなブラーを生じさせます。

回転

回折パターンを回転できます。

クロマシフト

色収差を発生させます。

合成コントロール

元の映像と回折パターンの合成に関する調整が可能です。

明るさのノーマライズ

映像に対する回折パターンの明るさを適切に調整します。

明るさ

回折パターンの明るさを調整できます。

カラー

エフェクトに色を付けられます。値を0より大きくするとカラーパレットが表示されます。

グロ―


グロー(光のにじみ)を生じさせます。

出力選択

  • 明るい領域 光源のみを表示します。グローを発生させる明るさのしきい値を決定する際に便利です。
  • グローのみ 実際に生成されたグローのみ表示します。
  • グロー&イメージ(デフォルト) 元の映像と生成されたグローが合成されます。 ## 明るさのしきい値 値を低くするほど、低い輝度でもグローが発生します。 ## 拡散 グローを拡大できます。 ## 縦/横 比率 縦または横方向に広がるグローを強調できます。 ## 赤(緑/青)の相対的拡散 赤/緑/青それぞれの拡散度を個別に調整し、色収差を再現できます。 ## 明るさ グローの明るさを調整できます。 ## カラー グローの色を調整できます。 ## グローのフレーミング グローが映像の端に及んだ時、デフォルトの「カメラ内反射」では増幅され、「ビネット」では和らげられます。 ## 不透明度 グローの不透明度を調整できます。

レンズフレア


レンズフレアを再現できます。
※Studio版のみの機能です。

プリセット


複数のプリセットが用意されています。

出力選択


- ソースマスク・拡大ソースマスク
後述する光源マスキングや光源の位置決定に便利です。
- フレアエレメントのみ
フレアのみを表示します。
- 最終イメージ
実際の映像とフレアを合成して表示します。


映像に光が差し込む様子の再現が可能となるエフェクトです。

出力選択

  • ソース領域 光が生じる明るい領域のみが表示されます。ソースのしきい値の調整で便利です。
  • のみ 追加される光エフェクトのみ表示されます。
  • 最終イメージ(デフォルト) 元の映像と光とが合成されます。 ## Source of Rays を生じさせる元を、明るい領域/エッジから選ぶことができます。 ## ソースのしきい値 明るい領域のしきい値を調整できます。

位置

の方向

  • 位置 光の方向を位置パラメーターで設定した位置を中心にして定めます。
  • 角度 光の方向を角度パラメーターで定めます。

外観

長さ

の長さを調整します。

ソフト

をぼかします。

明るさ

の明るさを調整します。

カラー

の色を調整します。

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Vook 新・映像制作 用語辞典は、
みなさんと一緒に育てていくページです。
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